Eensy Weensy Spider went up the water spout.
Down came the rain and washed the spider out.
Out came the sun and dried up all the rain.
And Eensy Weensy spider went up the spout again.
ちびちびクモさん 雨どいもぞもぞ登ったら
雨がざあざあふってきて 外へじゃあっと流された
お日さま出てきて 雨やんで
ちびちびクモさん もういちど 雨どいもぞもぞ登ったよ
手遊び歌の中で欧米の子ども達に圧倒的に人気があるのがこの『ちっちゃなクモさん』「Eensy Weensy Spider」だそうです。最初のフレーズでは、両手の指で小さなクモを作っていっしょうけんめい登っていく様子をあらわします。クモが雨どいを登る、どしゃ降りの雨が降って流される、お日さまが出てきて乾かす、クモがまた雨どいを登る姿をイメージして楽しく遊びましょう♪
クモは欧米ではなぜか人気者です。クモを題材にした絵本や歌がたくさんあります。絶望だったり、希望の象徴だったり様々なとらえ方みたいですね。最近では、アメリカのE. B .ホワイトの「シャーロットの贈り物」(E. B. White:Charlotte’s Web, 1976)という物語が映画になりましたね。(シャーロットは主人公のクモの名前です)。
では歌の表現の解説です。Eensy, Weensy「(幼児ことば)ちっちゃな」、spout「雨どい」、outと韻を踏みます。Down came the rain, 。 Out came the sunはいずれも倒置構文、響きがよく、より詩的な表現になっています。(The rain came down, The sun came out)